こんにちは、マツモトです。
「高単価ビジネスVS低単価ビジネス」について書いていきます。
ビジネスの勉強をしていると、
・高単価じゃないと消耗する
・いやいや高単価は売れないから低単価一択
・高単価と低単価どっちもやるべき
このような投稿を見かけると思います。
人によって意見が分かれるので、
結局どれをやればいいのよ?
ってなるわけです。
僕の結論は、「高単価と低単価どちらもやれ」です。
ですが、順番があります。
ビジネス初心者は、低単価から高単価。
ビジネス上級者は、高単価から低単価。
本人のビジネススキルによって、高単価と低単価やるべきビジネスが違うのです。
僕は個人&企業どちらのコンサルでも、最終的にはどちらもやるように提案しています。
結局どちらもやることが、売上の最大化に繋がるからです。
初心者がいきなり高単価ビジネスをやるのは無理ゲー
ビジネス初心者が、「高単価商品を作れ」と言われても、無理ゲーじゃんってなるかと思います。
高単価商品を作るためには、
どういう商品が売れるのか?というリサーチ力と、
実際に商品を作る開発力が求められます。
そして、リサーチ力と開発力を支える土台として、
・ライティング
・マーケティング
・心理学
・ブランディング
の理解度が必要になります。
商品は作って終わりではありません。
商品を作るのは、当たり前。
商品作りは、スタート地点です。
そこから販売という、ゴールのないような長距離マラソンがスタートします。
売れる商品を作り、商品を売っていくためには、
一定レベルのビジネススキルは必要不可欠なのです。
初心者がやるべきなのは、
・リサーチ力と商品開発に慣れること
・ビジネスの原理原則である、ライティング、マーケティング、心理学、ブランディングを学ぶこと
・低単価でも良いから商品をとにかくリリースして、1秒でも速く市場に参入すること
です。
高単価&低単価どちらをやるにしてもバランスを見極める
ビジネスで重要なのは、
高単価or低単価といった単価論争ではなく、
「事業を持続させること」です。
・目標とする売上を確保できる
・事業を潰さず、未来に繋げられる、売上を確保できる
これらができれば、
ぶっちゃけ高単価でも、低単価でも、どっちでも良いわけです。
例えば、
低単価商品ばかり売っていて、目標売上に届かず、事業を潰してしまいそうになる。
高単価商品ばかり売っていて、競合が低単価商品で参入してきて、顧客を奪われ、事業を潰してしまいそうになる。
という状況になったら、事業を持続することは困難です。
事業も安定しないし、精神も安定しないでしょう。
僕なら間違いなく狂ってしまいます。
・低単価ばかり売っているのなら、高単価を混ぜて、目標売上に届かせる
・高単価ばかり売っているなら、低単価商品を混ぜて、競合対策をおこなう
このようなバランスとりを意識するべきです。
ビジネスは高単価と低単価どちらもやるべきだが順番が違う
僕がオススメするステップは以下の通りです。
【ビジネス初心者】
❶最初に低単価ビジネスをおこなう
❷徐々に高単価ビジネスをおこなう
❸最終的に高単価&低単価どちらもおこなう
【ビジネス上級者】
❶最初に高単価ビジネスをおこなう
❷徐々に低単価ビジネスをおこなう
❸最終的に高単価&低単価どちらもおこなう
ビジネス初心者の方は、
低単価商品を複数作り、低単価ビジネスをおこなう土台を作りましょう。
ビジネスの知識が増えてきた、中級者~上級者の方は、
高単価商品を作り、高単価ビジネスをおこなう土台を作りましょう。
ビジネスの土台を作ったあと、
・目標売上に届かせるために
・競合参入を防ぐために
・強固なブランドを構築するために
初心者は高単価ビジネス
上級者は低単価ビジネス
と市場の顧客数を広げていくわけです。
土台を作り、土台を育てる。
「ビジネスを育てる」という意識を持つのが良いですね。
高単価と低単価の使い分けるコツ
事業を長く続けるのであれば、高単価と低単価どちらもやるべきです。
ビジネスの成長段階に応じて、高単価と低単価を組み合わせていけば良いかなと。
僕の経験から、意識するポイントをお伝えします。
初心者の段階=低単価
・市場調査の練習になる
・商品開発の経験を積める
・失敗のリスクが低い
・顧客からのフィードバックを得やすい
・基本的なビジネススキルが身につく
中級者、上級者の段階=高単価
・蓄積した知識やスキルを活かせる
・より深い価値を提供できる
・利益率を高められる
・ブランド価値の向上につながる
・少ない顧客数でも採算が取れる
両方を組み合わせる最終段階
・収益の安定化が図れる
・顧客層を広げられる
・競合からの参入障壁になる
・商品同士の相乗効果が期待できる
・市場の変化に強い事業構造になる
まとめ
高単価ビジネスと、高単価ビジネス、
どちらが正しいのかではなく、
自分のスキルとビジネスの成長段階に合わせて、おこなうべきです。
ビジネスは生き物であり、
育てるものです。
土に、種を蒔き、適度な水を注ぎ、育てていきます。
土に種を蒔いていないのに、水を注いても、芽は出ません。
土に種を撒いていても、水をやらなかったら成長しないし、逆に水をやりすぎても、腐らせてしまいます。
何事にもバランスが大事。
焦って高単価に手を出したり、低単価だけに固執するのはNG。
段階的な成長を目指しましょう。